仙台城南高等学校の開校式典に合わせ、記念オブジェ「J.プロジェクト2013」の除幕式も行われました。
校舎正面にシンボルとして登場したオブジェは、雄勝玄昌石をベースに使用し、新校名の頭文字「J.」の周囲に配した円模様は、伊達正宗の陣羽織に用いられている、五行説由来の模様を表しています。
また大小18個の円模様は、本来は「J.」のドットを中心とした星を表現したものですが、生徒たちが個性を生かし活発に動き回る姿も同時に表現しています。さらに、この星々は、校章としてデザインされている原子の構造と関連付け、安定元素が保有する18個の電子数と合致させています。
除幕式には関係者ら約30名が出席し、テープカットで完成を祝いました。久力誠校長は「玄昌石の裏側には在校生の夢が書き込まれている。生徒の誇りにつながるシンボルにしたい」と述べました。