メンバーの大沼は、2000年頃から断続的に同町のスレート民家を観察しており、2011年度からは科学研究費23760607「北上川流域における天然スレート民家の建築歴史地理」を進めてきました。当プロジェクトでは、これと共同するかたちで、町内のスレート民家の被災状況を確認してきました。今次震災後の公費解体制度が、建築のみならず文化的価値のある有形資産を減少させていることは否めず、雄勝を支援する各大学やスレート職人さんらとも 情報交換を進めています。
スレート建築被害状況
大須スレート民家破風
スレート葺き体験